RICOH GR III/IIIxのネガフィルム調を試してきた(作例紹介)

機能拡張ファームウェアで追加されたネガフィルム調を試してきました。


「1月下旬公開予定」と書かれていたので、公開はまだ先だろうと思っていたら、まさかの1月20日リリースとは、リコーさん、お主なかなかやりますな😊


昨日のうちにファームウェアのアップデートは済ませていましたので、本日実写してきました。
使用カメラはGR IIIxですが、RAWで撮影しておいて、カメラ内RAW現像でスタンダードとネガフィルム調で現像しています。
比較しやすいように、左がスタンダード、右がネガフィルム調になるように並べてみましたので、是非ご覧くださいませ!

うんうん、これは非常に良い感じですね♪

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ネガフィルム調については、GR officialで以下のように紹介されていました。

■イメージコントロール「ネガフィルム調」を追加しました

Diary Editionでは、日常的に使えるイメージコントロールを追加したいと思っておりました。デジタルカメラが普及する前は、フィルム値段がいまよりも安く、また写真屋さん以外でも現像を出せる場所が多くあったため、気軽に撮影できることから、ネガフィルムが一般的に使われていたと思います。

また、個人的な話で恐縮ですが、今の仕事に携わる前はネガフィルムしか使ったことがありませんでした。100円ショップでネガフィルムを現像したこともあります。カラーフィルムでいうとポジフィルムもありますが、ポジフィルムはプロ写真家が使う特別なフィルムという印象を持っていました。

なので、今回の日常的に使っていただけるイメージコントロールとして、ネガフィルムの色調をテーマにすることにしました。

実際のネガフィルムは種類も大変多く、銘柄によって発色やコントラストも様々です。
さらに暗室作業などの後処理によって、同じフィルムを使っていてもプリントの表現は大きく変わっていきます。
今回は特定のネガフィルムではなく、様々なネガフィルムを使った写真の表現を参考にしました。

カラー写真の歴史を紐解くと1970年代に様々な写真家が作品を活発に発表し始めています。その作品は一般的にニュー・カラーと呼ばれるのですが、その中にはネガフィルムだけでなく、ポジフィルムを使った作品もあります。
今回は、ネガフィルムを使用したニュー・カラーの作品を参考にしながら「ネガフィルム調」を作りました。トーンカーブの中間域を上げ、全体的に少し明るくなるように調整してあります。

また、少し退色感を持たせており、毎日の生活を撮ることをより楽しめるイメージコントロールになったと思います。

さらにキーを上げて、コントラストを下げて、露出補正をプラスにして影の部分を減らしてあげるとニュー・カラーの著名な作家でもある、スティーブン・ショアやルイジ・ギッリの作品の雰囲気に近づける事もできます。


確かに、こちらに書かれている通りの印象です。
奇遇にも、私が作成していたプリセットにもよく似ており、大変好みで早速気に入りました😊
※私のプリセットは、もう少し緑に転ぶようなセッティングになっています。

ネガフィルム調、積極的に使ってみたいと思います!

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