Leica M11用とM10用のサムレストは何が違うのか?

Leica M8 → M9 → M Typ240ときて、M10になって初めて純正のサムレストが用意されました。
もっとも、ライカではサムレストではなく、サムサポートと言っている…はず(後述)ですが、下記サイトを見ると、どちらもサムレストですね😅


「M10用を持っているんだけど、M11になったら買い換えないといけないのか?」と疑問に思われている方がいるかもしれないので、何が違うのか比較してみました。
なお、シルバーは持っていないので、ブラックでの比較となりますこと、予めご承知おきください。

まず、上記それぞれのサイトの説明文を比較してみます。

■M11用
超軽量タイプのサムレストで、ライカM11のホットシュー部に装着することでカメラのホールド感が格段に向上し、操作もしやすくなります。そのため、片手でも安定した撮影ができるだけでなく、シャッタースピードを下げた際でも手ブレを抑えられます。
エレガントなデザインを採用し、カメラボディと同様のブラックペイント仕上げが施されているため、ライカM11にぴったりマッチします。
■M10用
サムレストをホットシュー部に装着して親指をサムレストに置くことでカメラのホールド感が格段に向上し、操作もしやすくなります。これにより片手でも安定して撮影できるだけでなく、シャッタースピードを下げた時でも手ブレを抑えられます。このサムレストは真鍮をCNC加工で削り出しライカM10と同じクラシックな表面のコーティングを施しておりますので、装着時にもカメラにぴったりマッチします。


ポイントになりそうなところに赤線を引いてみました。
M10用は真鍮製であることが明記されていますが、M11用は材質の記載はありません。
ただ「超軽量」「カメラボディと同様のブラックペイント」という記述から、軽量化されたM11ブラックのトップカバーと同じアルミ製ではないかと推測されます。

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それでは、実際にサムレストを比較してみましょう。いずれも、左側がM11用、右側がM10用です。
まずは箱や付属品など。
M11用は艶なし黒の箱に変更されています。
説明書は、見た目は異なりますが、中身は同じことが書かれています。
箱にはThumb supportと書かれているのに、商品名はサムレストで良いのだろうか?😅

Leica M11用とM10用のサムレストは何が違うのか?


次にサムレストそのものです。
型番(M11用:24030、M10用:24014)が書かれていますが、M11用は白に変更されています。
M11用はMADE IN PORTUGAL、M10用はMADE IN GERMANYですが、ロットによって異なるかもしれません。

Leica M11用とM10用のサムレストは何が違うのか?


最後に重量ですが、実測でM11用が12g、M10用が35gでした。
確かに超軽量ですわ!
というか、持った瞬間に軽いことがすぐに分かります。軽すぎて驚きます。

Leica M11用とM10用のサムレストは何が違うのか?


重さと色のマッチングが気にならなければ、M10用のサムレストをM11で使うことも出来ます。
私は買い替えてしまいましたが、差額が12,000円くらいで済みましたので、その価値はあったかな。

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