ULANZI WL-1を購入したので、昭和記念公園でテストしてきました。
SONY DSC-RX100M7/ZV-1用の、いわゆるワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)です。
24mm相当を18mm相当の画角として使うことが出来る他、マクロ撮影にも使えるということで興味があったのですが、調べてもどうしても分からないことがあったので、人柱になってみました。
その「分からないこと」というのは
「レンズメイトのクイックチェンジフィルターアダプターと併用出来るのか?」
という点でした。
RX100M7にフィルターを装着出来るようにするために、この商品を取り付けているのですが、同じ52mm径なので物理的には取り付けられるはず…。
と思ったのですが、結論は
「装着出来ないことはないが、止めておいた方が良い」
でした。
普通にフィルターホルダーをねじ込もうとしても空回りしてしまい、強く押すようにしながら回すことで、なんとか取り付けはできました。
ただ、取り付けがものすごく浅くなるので、いつか落っことしそうな気がしてなりません。
ワイコン付けっぱなしでぶら下げて歩くのは危ないので、ワイコンを上に向けて持ち歩いていましたが、これならなんとか大丈夫そうです。
この商品、ワイコンとクローズアップレンズがセットになっていますが、ワイコンを外すときなどにフィルターホルダーも一緒に外れてしまったりする可能性があるので、注意が必要です。
作例を見ながら、使い勝手などを書いてみます。
まず気をつけなければいけないのは、ワイコン装着時、24mmではケラれます。
結果として、18mmとして使うのは厳しそうです。
ワイコンに付属のマウントアダプターを使えば、ケラれないのかしら?
試行錯誤したところ、28mmでケラれなくなることが分かりましたので、今後は28mmで使うようにすれば良いですね。
28mmの状態ででWL-1を装着すると、焦点距離は21mmとなりますが、比較してみましょう。
上が21mm、下が28mmです。
最広角が21mm(ワイコンあり)と24mm(ワイコンなし)という微妙な差しかないことになりますので、余程のことがない限り、ワイコンとしての使い道はないかもしれません😅
心配していた画質の劣化もほとんど感じません。
元々、このカメラ(レンズ)の周辺画質は褒められたものではありませんので、ワイコンを装着しても流れますし、ボヤケます。
以下、21mm(28mm+ワイコン)での作例です。
どちらも露出をミスって目も当てられない写真ですが、どうぞご覧ください。
このワイコン、上記で述べたようにあまりメリットがないように思えますが、実はそうでもないことが分かりました。
そう、マクロです。
バカみたいに寄れますw
以下は50mmで撮影していますが、こんなに寄れてしまいます。
200mmにしてみたら、被写体があまりに大きくなりすぎて撮れませんでした。
同じく画質の劣化は最小限のようなので、マクロ域の強化としては、大いに役に立ちそうです。
さっそくレンズ表面に傷がついてしまい凹んでいますが、遊びとしては十分に使えそうです。
特にマクロ撮影時には役立ちそうですので、RX100M7を持ち出すときには、一緒に持ち歩くと良いと思います😊
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