2024年になってフィルムカメラを使い出しました。
1枚1枚を丁寧に撮る感覚だったり、フィルムを巻き上げる音、激遅のAF😅 など、写真の出来よりも撮るプロセスが楽しくて、たまに持ち出すようにしています。
もちろん、デジタルとは全く異なるのは承知ですが、以下の点で不満がありました。
・ランニングコストが高い
・ブログやSNSにアップするためのデジタル化がうまくいかない
まず1点目のランニングコスト。
ネガフィルムは1本1,500円、ポジフィルムは1本3,500円程度の価格です。
当然ながら、現像しなければ撮った写真は見られませんので、+現像代がかかります。
以下の記事で書きましたように、フィルムの現像は、楽天市場経由でみなみ屋さんにお願いしていました。
安くて助かっていたのですが、唯一の不満は「JPEG化してもらったデータの画素数が少ない」ことでした。
例えば、これ。
パッと見では問題なさそうですが、スキャンされた元データは100万画素(1545×1024)しかありません。
普段、ブログにアップしているのは2048×1365なので、画素数が足りないのです。
せっかく撮った写真なので、皆様によりキレイな画質で見ていただきたいと思っております。
何か良い方法はないかと探していたところ、「思い出写真工房」というお店を見つけました。
こちらのお店では、約600万画素と約3000万画素(!)でスキャンしていただけるようですので、画素数の問題が解消できそうです!
ということで、今回は「思い出写真工房」さんに現像をお願いしてみました。
どうなったかと言いますと…
・確かに画素数は増えました
・その分、ノイズが盛大に増えました😱
上の写真は、いずれも3000万画素でスキャンしていただいたもので、6774×4492を長辺2048でリサイズしたものです。
残念ながら、期待外れと言わざるを得ません。
フィルムって、こんなに低画質でしかスキャン出来ないんでしたっけ?
粒状感ではなくて、ノイズにしか見えないのですが、使用したフィルムの問題なのかなぁ?
他の方のスキャン画像を見てみると、良い感じに仕上がってるんですよね。
例えば、Syuheiinoue様のnoteの記事を見てみてください。
とてもキレイにスキャンされていて、これくらいでスキャンされることを期待していました。
その後、フィルムスキャナーや、デジカメ+マクロレンズでデジタル化する方法なども調べてみましたが、これだ!というものが見つかりません。
どうしたら良いんだ、これ🤔
ですが、とうとうソリューションを見つけました!
デノイズ(ノイズ除去)してやれば良いんだ!!
本当は、Topaz LabsのDeNoise AIが良いのでしょうが、ブラックフライデーセールが終わったばかりという、何ともタイミングの悪い時期でして。
また、私が使っているのはMacBook Pro 2015でして、Core i7ではありますが、デノイズにものすごい時間がかかってしまいそうです。
無料で使えるデノイズソフトがないかと思って調べているうちに、MyEditというAI画像編集サイトを見つけました。
CyberLink社が運営しているそうなので、そこまで怪しくはなさそうです。
MyEditに「画像ノイズ除去」という機能があって、1日1回はノイズ除去後の画像を無料でダウンロードできるそうなので、試してみた結果がこちら。
うまい具合にノイズが減って、良い感じに仕上がりました♪
こちらは「画像 高画質化」を試した結果です。
恐らく「画像拡大」「ピンぼけ・手ぶれ補正」「画像ノイズ除去」を同時に行っていると思われます。
2048×1365の画像を処理したら、4096×2730のファイルが吐き出されましたので、更に2048×1365にリサイズしてアップしています。
更に、webpに変換しているため、多少の画質の劣化はあるかもしれませんので、ご承知おきください。
ノッペリしてしまいましたが、E353と書かれた辺りを比較してみると、その効果がわかると思います。
画像を最大化して、スライダーを動かしながら比較してみてください。
もう「課金しようかな」って思っちゃってます😅
月々980円(年一括払い:11,760円の場合)でダウンロードし放題になりますので、お財布にも優しいと思います。
1点だけ注意したいのは「画像を一旦サーバーにアップロードする」ということです。
ないとは思いますが、アップロードした画像が勝手にどこかで使用されたり、商用利用されるリスクはあります。
私の場合は、そんなたいそうな写真は撮りません(撮れません)ので、別に構わないのですが、写真を生業としている方は、利用しないほうが良いでしょう。
もう少し検証してみて、購入するかどうかを決めようと思います😊
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