Leica Q3が発表されました。
だいぶ前から噂されていましたので、特にサプライズはないですが、個人的に興味があるのは、こんなところでしょうか。
- 6000万画素になりM11と同等に
- 背面液晶がチルト式に
- ワイヤレス充電に対応(要、専用ハンドグリップ)
私の周りでも予約した方はいそうですし、発売日以降、しばらくはQ3で撮った写真が投稿されることでしょう。
私はどうなのかと言いますと、興味はありますが買うつもりはないです。
今日は、その理由をツラツラと書いてみます。
(買わない理由 その1)
M型を使いたくてライカのカメラを使っているから
個人的な意見ですが、M型でないならライカである必要がないと思っています。
SやSLであればSONYがありますし、CanonやNikonだって良い訳です。
例えば、私はミラーレスはSONYのα9 α1を使っていますが、私が必要とする性能や機能でα9 α1を上回るものがライカのミラーレス機にあるのであれば、SやSLも選択肢に入ると思います。
残念ながら、わざわざSやSLにする意味が見いだせないんですよね。
同様に、Q3の対抗馬としてはRICOH GR IIIやSONY RX1といったところでしょうか。
GR IIIはフルサイズではないですし、RX1は35mmですから、厳密には対抗馬ではないのかもしれませんが…。
画素数や画質ではQ3ですが、性能と大きさや重量、特に価格を比較すると、相手にならないほどGR IIIに軍配が上がります。
GR IIIを売ったり買い足してまでQ3は欲しくない、といったところでしょうか。
どっちも同じ28mmですし。
その点、M型は唯一無二。
今でこそフジがありますが、フルサイズのレンジファインダー機はこれしかないですし、今時フルマニュアルとして使えるのは、本当にありがたいです。
Q=コンデジと思っているからダメなのかも知れませんが、ライカを使うならMだという考えは、初めてM7を買った20年以上前から、ずっと変わりません。
(買わない理由 その2)
レンズ交換出来ないから
Qはレンズ交換出来ません、知ってるとは思いますが。
28mmレンズが固定されていますので、専用設計のレンズの描写がものすごいのは分かりますが、望遠はおろか、中望遠にもなりません。
「クロップすれば良い」という考えもあると思いますが、クロップとレンズ交換は全く意味が違います。
そもそも、頭の中にクロップすれば良いという考えがあまりありません。
クロップ=トリミングですから、例えば写る範囲は50mmと同じにはなりますが、それ以外は50mmレンズを使ったときと同じ結果にはなり得ません。
なので、レンズ交換できるM型の方が私には合っていると考えています。
たまには75mmとか90mmを使いたくなりますし、毎週金曜日には「明日はどのレンズ持って行こうかなー♪」って迷いたいのですよ。
(買わない理由 その3)
他のカメラを使わなくなる気がするから
これが一番の理由です。
「それはお前の問題だろ」と言われればそれまでですが😅
Q3を買ったとすると、他のカメラを全く使わなくなり、Q3ばかりを持ち出しそうな気がして怖いんですよね。
GR III/IIIxはもちろん、M11ですらQ3に取って代わってしまうかも知れません。
それくらい、魅力的といえば魅力的、危険といえば危険なカメラだと思っています。
これからもM11を使いたい!
いろんなレンズを取っ替え引っ替えしたり、たまにはピントを外してみたり、手ブレしてみたり。
そういうのが楽しいと思いませんか?
ということで、私がLeica Q3を欲しくならないように(重要)、戯言を書いてみた記事でした。
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