TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeがやってきました!
今年最後(予定)のお買い物でございます。
もちろん、Leica M11で使うことを想定してライカMマウントです♪
1度中古で買ったことがあったのですが、ピント精度が悪く返品となった経験から、今回は新品を購入しました。
2年保証がつくのと楽天ポイントが貯まるので、私は楽天市場の焦点工房さんで購入しました。
今度は同梱されているはずのビューファインダーが入っていなくて、追加で発送していただくトラブルがありましたが、対応が早くかえって信頼感が増しました😊
懸念事項だったピント精度についても問題なさそうです。
TTArtisan 28mm f/5.6は自分でピント調整が可能なのですが、このレンズにはその機構がありませんので、ピントが出ないレンズは修理してもらうしかないのです…。
注文した翌日には着弾しました。
レンズは立派な箱に、説明書とともに入っていました。
このレンズ、案外大きくて重いです。
私が持っているMマウントレンズで、一番大きくて重いのはLeica Summilux-M 35/f1.4 ASPH. FLE(320g)なのですが、それと比較しても大きくて重い(440g)です。
レンズを装着した状態で首から下げると、前にカックンしてしまいますので、テーブルに置く際などには注意が必要です。
前玉がむき出しで、フィルターが装着できないので、いつかぶつけてしまいそうで怖いです。
出来る限りフロントキャップは付けておきたくなりますが、さすがに撮影中は外しっぱなしなので、取り扱いに気をつけたいところです。
最短撮影距離は0.17m、指標では1mの次は無限遠ですので、街歩きではピント合わせはほぼ不要でしょう。
そもそもレンジファイダーとは連動しませんし、EVFでもほぼ全域にピントが合っているように見えるので、EVFを使って構図だけに集中すれば良さそうです。
絞りはF2.8からF16まで書かれていますが、クリックストップはありませんので、かなりアバウトに設定しています。
絞りリングはねっとりと重いので、銀色のレバーを持って回すことになります。
さぁおまちかね、実写レビューにいってみましょう!
まず11mmの画角がどのくらい広いのかをイメージしていただくため、28mmとの比較です。
三脚を使ってカメラを固定し、レンズだけを交換して撮影しています。
どうでしょう?
私はこの差はかなり大きいと感じました。とにかくバカみたいに広い範囲が写りますw
EVFを90度立てて上からのぞき込むように撮影していたところ、垂れた自分の前髪が写って「なんじゃこりゃ!?」ってなるほどですので、写っている範囲には十分注意が必要です。
カメラを構えていると、律儀に止まってくれて撮影を優先させてくれる方がいらっしゃいますが「いやいや、あなた写ってますから!!残念(波田陽区)」ってなるでしょうねw
FISHEYEなので歪んだ写真になりますが、今やデジタルの時代なので、簡単に補正することができます。
Adobe Lightroomを使った補正方法は、焦点工房のサイトに書かれていますので、参考にしてみてください。
私はCapture Oneを使っていますが、補正しきれないので、Affinity Photoと組み合わせて補正してみたところ、うまくいきました😊
ゆがみ補正をすると、周辺画質が少し落ちるのと、画角が狭くなることに注意が必要ですが、十分使えると思います。
逆光での撮影時には、少し注意が必要なようです。
とにかく画角が広いので、太陽が入ってしまうことが多くなり、光芒が簡単に出せるのは良いのですが、ゴーストも出ます。
画面右中央あたりにある赤いのがゴーストです。
この写真だけでなく、何枚もゴーストが出ていましたので、直射日光を入れるのは避けたいところです。
では、西新宿をブラブラして撮影した写真を作例としてご紹介します!
シンメトリーに撮るのが難しいレンズですが、総じて楽しい!です(今のところはw)。
これほど明るくて広く写るレンズは他になく、まさに唯一無二。
このレンズで普段とは一味違う写真を撮ってみませんか?
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