Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた

Leica Summarit-M f2.5/90mmを中望遠マクロとして使えるかどうかのテストをしたくて、昨日は神代植物公園に行ってきました。

ちょうどバラが綺麗に咲いているそうなので、テストに最適かなと思いまして。
事前予約も不要になったそうですし、何より驚いたのは、PayPayや楽天ペイで入園券(500円)が購入できること。
11月末までの有効期限のポイントがあったので、これは助かりました。

園内をグルッと回って、最後に到着したのがバラ園でした。
早速、何も付けずにそのまま撮ってみました。

Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた
Leica M10-P + Leica Summarit-M f2.5/90mm

改めて、Summarit 90mmって意外と(?)ボケが綺麗ですね♪
ピント面もシャープです。

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これ以上は寄れないので、花を撮るにはちょっとストレスになります。
F2.4版のSummarit 90mmだと最短撮影距離が90cm(F2.5版は1m)なので、もうちょっと寄れますが、50歩100歩というところでしょうか。
満を持して、MACRO-ADAPTER-Mを装着して、色々試してみました。

Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた
Leica M10-P + Leica Summarit-M f2.5/90mm with MACRO-ADAPTER-M
Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた
Leica M10-P + Leica Summarit-M f2.5/90mm with MACRO-ADAPTER-M

おぉー、当然ですがグッと寄れるようになりますね♪
Leica APO-Summicron M f2.0/50mm ASPH. + MACRO-ADAPTER-Mの組み合わせでは、ワーキングディスタンスが取れないので、取り回しに苦労していました。
90mmくらいですと、中望遠マクロのイメージで使えそうです。

ただ、気をつけたい点がいくつかあります。
まず、手ブレ補正がないので、手持ちでのピント合わせはシビアです。
体を軽く前後させてピント合わせをするのですが、なかなかビシッとは決まりません。
ですが、開放F値が2.5なので、開放でもそれほどピントが薄くなく、何枚か撮影しておけば、1枚くらいは当たります(笑)。

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次に、ピントとのトレードですが、ブレ対策でシャッター速度を上げる分、ISO感度がそれなりに上がります。
上の2枚はISO400ですが、ちょっとでも絞ろうとすると、昼間でもISO1600 overになっちゃいます。
この日は曇りだったのですが、なるべく天気の良い日に撮影したいですね。

何枚か、MACRO-ADAPTER-Mで撮影していたのですが、人間の欲求とは果てしないものです。
物足りなくなってきて、更にClose-up No.3フィルターも装着してみました。

Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた
Leica M10-P + Leica Summarit-M f2.5/90mm with MACRO-ADAPTER-M + Close-up No.3

同じ花ですが、ここまで寄れるようになります。
さすがにピント精度が怪しくなりますが、決まれば更に良い感じに撮れますね♪
真っ赤なバラもご覧の通りですが、このときはISO5000まで跳ね上がっていました(汗)。

Summarit(ズマリット) 90mm F2.5を中望遠マクロとして使ってみた
Leica M10-P + Leica Summarit-M f2.5/90mm with MACRO-ADAPTER-M + Close-up No.3

重い機材を持って行きたくないときに、簡易的なマクロレンズとしては、十分役割を果たせるのではないでしょうか。

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