Leica(Leitz)の50mm等倍外付けファインダー、通称:SBOOIをようやくゲットしました。
「ようやく」というのは、1年くらい前から探していたのですが、なかなか状態が良いのが見つからず、あったとしてもとんでもない価格だったりしますので、ずっとバランスが良いものを探していました。
最近、更に価格が高騰しているような気がしますが、その原因は、間違いなく2B Channelの「萩庭桂太さんに聞いてみた1話目」だと思っております。
この動画の2:14あたりからSBOOIの話が出てくるのですが、全員がべた褒めしていますよね。
絶対、この動画を見てSBOOIを買っちゃった or 欲しくなっちゃった人いるでしょ?(笑)
私もこの動画を拝見して以来、興味が俄然湧いてきてしまい😅 良いのを見つけたら買っておこう!と誓ったのでした。
しばらくSBOOIのことは忘れていたのですが、B&Hをのぞいていたら、なんとUSEDのSBOOIが出ているではないですか!

しかも、22,149円!?
日本では、とても信じられない価格です!
程度が良くなくても、最近は4-5万円はしますし、キレイな個体になると7-8万円、先日は10万円を超えているものまで見かけました。
これは何かの罠か!?
心配なのは、No Image Availableとのことで、現物の確認が出来ません。
Condition:9と書かれていますが、B&Hでの定義は「Shows signs of use, but very clean」。
日本のカメラ屋でいうところのABとか、Bとか、良品あたりでしょうか。

ただ、この価格だったら日本では並品やジャンクすらも買えませんので、これはお買い得に違いない!
少しだけ悩んだフリをした挙げ句、カートに放り込んで、いざ決済…あれ?

Checkout is unavailable while we observe Shabbat.
Shabbatってなんだよ!!!と思って調べてみたら、
安息日(シャバット)は、ユダヤ教の安息日であり、毎週金曜日の日没から土曜日の日没までを指します。この期間は、休息と礼拝、家族との時間、そして精神的なリフレッシュに充てられます。
ふむふむ、まぁとにかくShabbatが明けるまで待てってことね。
バタバタしていて、Shabbat明けすぐに決済することは出来なかったのですが、売れてしまわずに残っていました。
これは運命!と言い聞かせて、なんとか確保に成功!
7月27日(日)に注文して、7月30日(水)には、アメリカ・ニューヨークから届いてしまいました。
DHL、仕事早いな!!
その後、オンラインで輸入消費税(1,200円)と立替納税手数料(1,980円)をお支払いして、結局は総額3万円ちょっとでした。
価格が高騰しているのは、どうやら日本固有の事象のようですね。
購入時には写真がなかったので、状態が心配でしたが、杞憂に終わりました。
いや、めっちゃキレイやん!






小キズは仕方ないにしても、目立つようなキズは見当たりません。
光学系は、少し汚れ?カビ?っぽいものが見えますが、視界に入る部分はクリアで、これは当たりなのでは!?
早速、Leica M11に装着して撮影に出かけてみました。

ファーストインプレッションは、
- とにかく明るくて見やすい!
- このファインダーは、両目を開けてのぞくこと。空間にフレームが浮かぶように見える感覚は、感動もの!
一方で、最も気になるのはパララックス。
以前にも検証したのですが、光軸が合わないんですよね。
レンズの延長線上に外付けファインダーが来て欲しいのですが、少なくともM11ではそうなりません。

そもそも、M11用に作られた外付けファインダーではありませんので、多くを期待してはいけないのですけどね😅
あと、実際に写る範囲より、ファインダー内のフレームで見える範囲が狭い気がします。
これなら、カメラ側のファインダーで撮った方が良い気もしますが😅 どこかで使うシーンが来るかもしれませんし、やっと手に入れたファインダーですので、大切に保管しておこうと思います。
ところで、フジヤカメラでSBOOIの買取価格を調べると、第1バージョンから第5バージョンまで存在していることがわかります。
これらの違いって、どこかにまとまってないですかねぇ?
ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて下さいませ!!
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