EPSON R-D1xのレビュー記事を書いたときに
「もう1つ、どうしても欲しいカメラがCanon EOS-1D（初代）なのです」
と書きました。
最近、歳をとったせいか、きっちり写真を撮ろうという考えがなくなってきました。
素人さんでも写真がうまい方はたくさんいますので、映える写真はその方たちにお任せして、自分は「撮影のプロセスを楽しみたい」という考えにシフトしています。
ちゃんと撮ろうと思ったら、SONY α1を使えば良いのですが「フォーカスエリアをワイドにして連写するだけで撮れてしまう写真」は、ちっとも面白くありません。
その点、M型ライカなんかは色々と考えないと撮れないので、撮影のプロセスは楽しい部類に入ります。
そんな中、昨年フィルムカメラに回帰したのですが、これが私のハートにぶっ刺さったんですよねw
撮っていて、とにかく楽しい！
とはいえ、デジタルに比べてコストがかかるので、やっぱり躊躇してしまいます。
では「使っていて楽しいデジタルカメラは何か？」
その答えが、EPSON R-D1であり、Canon EOS-1Dなのです！
EPSON R-D1は、なんといっても巻き上げレバーがあること。
これがあるだけで、撮影にリズムが出るんですよね。
今では、Leica M11を差し置いて、メイン機になっています。
Xでも「R-D1が欲しい」と言っている方を多く見かけますが、間違いなく早いうちに買っておいた方が良いです。
メチャクチャ楽しいカメラですよ😊
Canon EOS-1D 初代は、以前に持っていたカメラで、2005年か2006年頃まで使っていました。
実はワタクシ、EOS-1N HSに始まり、EOS-1D → 1D Mark II → 1D Mark III → 1D Mark IV → 1D Xと使ってきたキヤノンユーザーでした。
ミラーレス機でSONYに移行してしまいましたが、EOS-1Dシリーズは、今でも撮っていて楽しかったカメラだと思っています。
最近になって、その理由が分かりました。
ミラーショックです。
ミラーレスカメラがつまらないと感じるのは、ミラーショックがないからなんです！
シャッターを切ったときに、右手で感じるあのショックがないので「写真を撮っている」という感覚がないんですよね。
Xで「ギミックで良いから、ミラーレスカメラにミラーショックを付けろ！」と言っている理由は、これですw
EOS-1Dシリーズを使ったことがある方なら、シャッターを切ったときの感触を覚えていらっしゃることと思いますが、最高じゃないですか？
特に初代は唯一のCCDセンサーですし、400万画素しかありませんので、そういった不便さ(?)もあって、もう1度使いたいカメラだったのです。
さて、ウンチクを垂れ流しましたが😅 2001年に発売されたカメラですので、そう簡単に見つかるものではありません。
たまにオークションやフリマサイトで出品されることはあっても、傷だらけだったり、動作未確認のジャンク品だったり。
そんな中で見つけた、まさかのAランク！
ちょっと高かったですが、これを逃したらもう買えないだろうと思ったが最後、気を失ってしまいました😅
ということで、やってきました、Canon EOS-1D。
海外では「EOS-1D Mark I」と呼んだり、日本では「EOS-1D 初代」なんて呼ばれていますね。
燦然と輝く「EOS-1D」のロゴ。
このEOS-1D 初代とEOS-1Dsにだけ、ホワイトバランス測光のためのセンサーが存在します。
この個体、Aランクというだけあって、メチャクチャ綺麗です。
傷は見当たりませんし、ファインダー内もチリ1つ見えません。
背面液晶ももちろん綺麗です。
12万画素しかありませんので、表示される画像や文字の視認性はイマイチですが、こんな感じだったかなぁ？
上面表示パネルもバッチリ表示されています。
左肩にはモード切替やAFモード、ドライブ、ISO感度変更などのボタンが配置されています。
2つのボタンを同時押しするところとか、懐かしいですね😊
あまりにも綺麗な個体なので、どれくらい使われていたのか気になって、ショット数.comで調べてみたのですが…
30枚ってwww
2001年に発売したカメラですよ？
もう2x年経過している訳ですが、どこで何をしていたのかねチミはw
元箱はもちろん、付属品は全部揃っていましたし、マニュアルやCD-ROMは未開封なので、怪しいと思ってたんですよね。
テスト撮影分くらいしかカウントされていないようなので、もうこれ新品扱いで良いっしょw
ということで、新たにファミリーに加わったCanon EOS-1D 初代、末永く使ってあげたいと思います。
レビュー記事は、そのうちアップする予定ですので、お楽しみに！
EOS-1Dシリーズ、全機種揃えたい！なんていう願望があるのは内緒です😁
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