ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー

2.0

Leica M4-2, M4P, M6, M7用のワインダー、ライカモーターMを入手しました。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


新宿の防湿庫ことマップカメラさんをのぞいたところ、以前から気になっていたこいつが鎮座していまして、相場より安い値段がついていました。
その理由は「タバコ臭あり」ということでしたが、陳列棚から出してもらってクンクンしてみても😅 タバコ臭は感じられませんでした。
元箱付きですし、更に5%オフのシールが貼られていたこともあって、ついつい購入してしまった次第です。

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ライカモーターM、型番は14408、MADE IN PORTUGALでした。
この写真の左側、ベースプレート固定ガイドの裏側にシリアルナンバーが書かれています。
ベースプレートと一体化していますので、ベースプレートごと交換する形になります。
辛いのは、フィルム交換時でないと外せないこと。
出かける日によっては、ライカモーターMは外したいことがあるのですが、フィルムを撮り終えるまではできません。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


ワインダーを駆動させるためのバッテリーは、グリップ部に収まります。
CR123Aが2本必要ですが、本体に電源を共有できる訳ではないので、本体の予備バッテリーとして利用することはできません。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー

CR123Aは、MINOLTA α-7で使っているので、既に持っていました。
充電式のものが出ていますので、こちらを1セット買ってみましたが、大変便利です😊


カメラ(Leica M7)に装着した状態です。
ベースプレートから下の高さがありますので、より正方形に近くなり、見栄えは良いですね。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー
ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


カメラ本体の重さはM7 > M11ですが、M7はミッチリ感といいますか「中身が詰まっている」感があって、重さに心地良さを感じます。
ライカモーターMを装着すると、ワインダーにプラスしてCR123A 2本分の重さが加わりますので、全体の重量は更に重くなります。
実測値で265gでしたが、M型ライカの良いところ(機動性)をスポイルしてしまうのが残念なところ。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー
ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


試しに、うちで一番重いレンズを装着してみました。
TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye、440gです。
このときの全体のバランスは良い感じですね♪
ノーマルよりもグリップ感がありますので、安定して構えることができそうです。
ただ私は、ノクチみたいな大きなレンズは使わない予定なので「ライカモーターMを使い続けるか?」と問われれば微妙ですね😅

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


操作方法は、至ってシンプル。
左下のダイヤルを回して、モードを切り替えます。
0:オフ
I:1.5コマ/秒
II:3コマ/秒
です。

ライカモーターM(Leica Motor M) レビュー


面白いのは、シャッターレリーズボタンを押し込んでシャッターが切れた後、ボタンが戻ってくるところ。
これは最初、ビックリしました!
連写するときって、シャッターレリーズボタンを押しっぱなし(押し込みっぱなし)にすると思うのですが、1枚撮るたびに指に反動が返ってくるんです。
1ロール撮ってみましたが、未だにこれには慣れません😅

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あと、気になるのは駆動音。
ガシャー、ガシャー、ガシャー…
一応、モードI(1.5コマ/秒)は静音モードなのですが、それでも結構な音が響き渡る…というのが、室内でテストしたときの感想でした。
屋外で撮影している分には、それほど音は気にならなかったですが、室内で撮るときには、モード0(オフ)に切り替えて、手動巻き上げにした方が無難かと思います。

残念ながら私の使い方には合わなそうなので、ベンチを温めることが多くなりそうですが😅 たまには使ってあげようかと思います。

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