周八枚、退院しましたが、即再入院

11月14日に「ピントが合わない」ということで入院させていた周八枚。


昨日「修理から戻ってきた」と電話で連絡があったので、本日受け取りに行ってきました。
購入店舗の方でも動作を確認して「問題なさそうです」との報告を受けていたのですが、果たして…?

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先に別の場所で撮影してから、レンズを受け取りに行ってきました。
店頭で色々と確認したところ、レンジファインダー側で無限遠が出ていない感じがしたのですが、外に持ち出してしっかり確認したところ、こちらは問題なし。
今日は担当の方がお休みだったので、店長さんにご対応いただきましたが、こちらの勘違いでお手数をおかけしてしまいました。
ご丁寧にご対応いただき、ありがとうございました!

ということで、早速試写しながら歩いていたのですが、Leica M11+Visoflex2で確認すると、やっぱり無限遠ロックを掛けた状態で、遠くにある被写体にピントが合っていないような気がします。
テストなので、被写体や構図等はご容赦いただきたいのですが、トリミングなしでこんな感じ。

周八枚、退院しましたが、即再入院
Leica M11 + LIGHT LENS LAB M 35mm f/2(周八枚)


ピクセル等倍(2048×1365)で抜き出してみました。
中央にあるNEWしんばしビルにご注目。
無限遠ロックを掛けた状態と、ピント指標10m付近で撮った画像の比較です。
右下のアイコンをクリックすると、フルスクリーンでご覧いただけます。


はい、治ってない〜!
というか、お店を出るときに「問題なしで何もせずに返却」って言葉がチラッと聞こえちゃったので、当然治っているはずもなく…。
そのままお店にとんぼ返りして、再度、店長さんに実機を使って状況を説明しました。

  1. F2でもF5.6でも、無限遠ロックが掛かった状態では、遠くの被写体に対して二重像はピッタリ合致している。
  2. F2では、無限遠ロックが掛かった状態でも、遠くの被写体にピントが合っているように見える。これは、Visoflex2のフォーカスピーキングを見ても、実写を確認しても同じ。
  3. 従って、F2では異常は感じられない。
  4. F5.6に絞ると、無限遠ロックが掛かった状態では遠くの被写体に対してのピントが甘くなる。このことは、Visoflex2でのフォーカスピーキングの色が薄いことで確認できる。
  5. その状態でピントリングを近距離側に少しずつ移動させると、フォーカスピーキングの色が濃くなっていき、ピントが徐々に合っていくことがわかる。
  6. Visoflex2だけの話ではなく、実写でも、無限遠ロックが掛かった状態では、遠く被写体にピントが合っていない。
  7. 無限遠だけの話ではなく、この状態だとF5.6ではどの距離でもレンジファインダーでのピント合わせができないということになる。
  8. F5.6で無限遠ロックを掛けた状態で、遠くの被写体でテストしてみて欲しい。

特に4と5については「確かにそうなっている」というのを一緒に確認していただきましたし、これらをキチンとノートにメモされていたので、次回は大丈夫かと思います。

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「絞るとフォーカスシフトするのでは?ただ、その量があまりに大きいので、これがレンズの期待動作なのかを知りたい。」
ということなのですが、これが期待動作(=異常なし)だとしたら、開放でしか使えないレンズってことなので、ちょっと困ってしまいます。
それか、Visoflex2か、マウントアダプターを介してミラーレス機で使えというレンズなんでしょうかね?
まさか、オリジナルの8枚玉も、こんな感じなのでしょうか?

「状況は理解したので、お店の方でももう少しテストしてみる」と言っていただけたのが救いでした。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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