Leica SOFORT 2（ゾフォート2）レビュー[使い方編]

Leica SOFORT 2（ゾフォート2）レビュー、準備編に続き、使い方編です。

Leica SOFORT 2（ゾフォート2）を購入しました。 2023年11月10日に発売になりましたが、大...

このカメラ、使っているうちに、実は縦位置で使うことを前提として作られていることが分かりました。
正面から見ると、どう見ても横位置メインだろ!?と思うかも知れませんが…

背面から見ると、一目瞭然。
ボタン類の向きが、左側が上、右側が下になるように印刷されているのが分かります。

更に、電源を入れると出てくるLeicaのロゴの向きにご注目。
やはり、この向きで使うのが正解のようです。
ちなみに、このロゴが出ている間は何も操作できませんので、電源を入れた瞬間にパッ！と撮るという使い方には向いていません。
EOSと表示されている間は操作ができなかった、Canon EOS 10Dを思い出しました。

縦横を検出する機能がありませんので、画像はすべて縦位置で記録されます。
写真に日付を入れる機能があるのですが、横位置で撮った写真は不自然な位置（画面の右上）に、しかも縦向きに入ることになります。
上記のことから、このカメラを使うときは、なるべく縦位置で撮りたいところです。

縦位置で使うことが正解なのは使っているうちに分かったのですが、いちいち腕をひねって縦位置に構えて撮ることになりますので、シャッターボタンが押しづらい！
と思いながら撮っていたのですが、このカメラには、実はシャッターボタンが２つあります。
下の写真の矢印の先にシャッターボタンがあり、上側にあるのが横位置用のシャッターボタン、正面にあるのが縦位置用のシャッターボタンらしいです。

横位置のときは、特に問題なくシャッターボタンを押せます。

縦位置のときは、相変わらず使いづらいのは変わりませんが、こんな感じに構えて中指でシャッターボタンを押すようにしたら、少しはマシになりました。

縦位置で使うことを前提にしている割には、ストラップを縦吊りするためのストラップホールがありません。
これ、結構大きな欠点だと思います。

このカメラ、とにかく設定の自由度がありませんw
AFは中央一点で、コンティニュアスAFもありませんし、連写も出来ません。
連写が出来ないどころか、オートレビューが出ている数秒間は操作が出来ませんので、連続してシャッターを切ることも出来ません。
絞り優先やシャッター速度優先はもちろん、マニュアル露出も出来ませんし、ISO感度の指定も出来ません。
出来るのは、ホワイトバランスの指定と露出補正くらいです。
~~生意気にも、~~一応、顔認識のオン/オフが設定出来ますが、人物が遠くにいると反応しません。

メニューで色々と設定は出来るので、見ていきます。
十字キーの上下を押すと出てくるコレ、何だと思いますか？

正解は、デジタルズームでした。
パッと見、何だか分からずに真ん中辺に合わせて使っていたのですが、勝手にデジタルズームが効いた状態になっていました（実は、ボリュームだと思っていたのは内緒です😂）。
光学ズームではありませんので、なるべくなら使いたくない機能ではあります。

そして、十字キーの左右を押すと出てくるメニューがこちらです。

左から、露出補正、セルフタイマー、フラッシュ、マクロ、ホワイトバランスです。
露出補正は頻繁に使いたいところですが、ボタンの反応が鈍いのに加えて、何回もボタンを押さないと設定にたどり着けず、もどかしいので、あまりいじっていません。

撮影以外のところで、底面にはUSB-CポートとmicroSDカードスロットがあります。
モバイルバッテリーでも充電できるのは良いところですが、このゴムの蓋がいただけません。
何度も開け閉めしているうちに、ちぎれてしまいそうで怖いです。

このカメラで一番良く出来ているのは、このレンズキャップかも知れませんw
マグネットでピタッとボティにくっつき、簡単には落ちないようになっています。
また、Leicaのロゴが斜めになったりしないようになっているのも、面白いですね。
一番良く出来ている部分なのに、外した状態でケースに収納して持ち歩いているというのが何とも…😅

Leica SOFORT 2（ゾフォート2）レビュー[実写編]に続きます。

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